ポージングを上達させるコツは？

モデルの仕事で大切なポージング。写真を撮る時のポージングは自分を魅力的に見せるだけでなく、身につけている服や小物といった「商品」を素敵に見せるためにも大切です。特にアパレルモデルは、服が最もきれいに見えるポージングが求められます。

ポージングの練習でライバルと差をつけませんか？ポージングには基本があり、まずは基礎をしっかりと学び少しずつバリエーションを増やすことが大切です。上達のコツと脚を長く見せるポイントをご紹介します。

ポージングを上達させるためには、下記のようなポイントがあります。

モデルといえば、すらっとした細い脚が特徴です。モデルデビューしたばかりであれば、脚が細く見えるポーズをいくつか知っておくと、自分自身をより魅力的に見せることができます。脚が細く見えるポージングの基本として、下記のテクニックがあります。

• 片脚だけを曲げて正面より少し斜めに立つ
• 脚をクロスさせる
• 少しだけつま先立ちをする
• 片脚に重心を乗せる
• S字ポーズで脚だけでなく全身を細見せ

脚を細く見せるコツは、姿勢や脚の位置だけでなく手の位置にもポイントがあり、ポイントを押さえることでより細く見せることができます。

例えば、壁に寄り添って写真を撮る場合、指先を伸ばして写真に納まるだけで、全体的にスッキリと女性らしい演出ができます。

また、腰に手を当てるだけでも美脚に見せる効果があります。腰を引いて立ち、後ろに引いている側の腰に手を当てて立つと、ウエストラインが協調され脚が長く見えます。

女性らしさを表現するためには、体の曲線を意識することが大切です。脚をクロスする、腰に手をあてる、振り返るといったポージングはシルエットにメリハリができるため女性らしい印象を与えます。また、顔を傾けて曲線を作るのもおすすめです。

男性の場合は腕を組む、胡坐をかいて座る、といったポージングがおすすめです。腕を組むと男性の特徴である筋張った手が強調されます。また、胡坐など脚を広げて座るポージングは女性がすると品がなく見えるため、男性らしいポージングであるといえます。表情も少しカメラをにらむようにすると、力強さを表現できます。

男女ともに避けたいのがじゃんけん（グー・チョキ・パー）の手をしたポーズ。これらは品が良いとはいえず、プロのモデルとしては避けたいポージングです。